痛い痒い辛い!って同じ?


最近自分のサイトに制約かけすぎな気がしてきましたが、かけなさすぎて
例えば急に次回からおいしいカレー紹介サイトになってたら読者の皆さん
泣くでしょ?…その前に俺が泣く(いろんな意味で)。

そういえばカレーって辛いのと熱いのと痛いのを全部体験できるね。
熱いカレーをはむはむはふはふ食べる(一部ぽっちゃり系の人によると
カレーは飲み物らしい)。あんまり辛いカレーは口の中がむしろ痛い。

…感覚器的には一緒だよな辛いのも痛いのも(唐辛子なら熱いのも)。

蚊の唾液に含まれる成分も、実はアレある意味痛みを引き起こしているの
だが、こっちの感覚的には痛いってより痒いだよなぁ。

こういった違った感覚が同一のものによってもたらされることはしばしば
あるんだけれども…それ補正してるのはまぁ脳だよね。
んじゃなんでこんなに違いが出るのよ?

実のところ痛いと痒いの違いはよくわかっていない。
痛覚神経によりどちらも引き起こされることがわかっているが、刺激の
強さなどで決定されているのか、別の神経系(痒覚神経)に分化している
のかがまだわかっていないのだ。

何らかの補正が脳でかかっているか、分化しているかはわからないけど
ある刺激のパターンのときは痛い、ある刺激のパターンのときは痒いの
シグナルを送ってるんだろう。

しかし一緒だったら怖いよね。
蚊に刺されて激痛でのた打ち回ったり、すりむいて痒いのがとまらなくって
かきむしって血がでまくって出血死とかイヤじゃないですか。
あととろろ芋で口の周り激痛とか。誰も食わなくなるぞ多分。

塩辛いやつはともかく、スパイシーな辛さってのも実は痛覚刺激である。
よく「痛い!辛いってより痛い!」などと激辛料理について解説する場合が
あるが、実際に痛覚神経刺激してると考えると痛いのは当たり前だな。
痛みの感覚が弱いのを辛いって言ってるだけで。

つまるところ、その他の風味と組み合わせた痛覚刺激が辛さの正体である。
塩味のない状態で唐辛子かじっても、辛いってより痛いだけだし。

辛いのが苦手って人は少なくとも口の中の痛みには敏感であるといえる。
逆に痛覚刺激に対する応答がない人はおそらく辛さを感じないと考えられる。
(かゆみについて調べたら痒いと痛いの原因区別できそうだ)

ただ、痛みの刺激って胃とかにはあんまりいいとはいえないな。
胃腸を悪くしてる人は激辛料理はあまり食べるべきじゃない。
なんせ胃腸病は神経病ともいわれるくらいである。

ストレス性胃炎なんて言葉もあるし、神経系の関与は相当強いだろうから、
胃腸悪いのに刺激物取ったら、ただでさえ内臓やら神経ズタボロなのに
とどめさされることになりかねない。
適度な刺激を与えるのは消化にもいいんだけどな。

そういや日本にカレーが入ってきたときには、本家インドでは結構
辛かっただろうけど、海軍式カレーになってからはマイルドな辛さだよな。
…日本海軍はやや甘党ぞろいのグルメ集団だったのか…?
カレーの中身が肉じゃがと同じなのは必然だな、やっぱり。
(必要があったから食の研究をしたわけで、それグルメって言っていいのかどうか微妙だけど…
しかし日露戦争勝ってたからいいけど、負けてたとしたらあの小説馬鹿医者のせいだな、うん。)

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